もしも貴方にしてあげられることといったら

いっしょに泣いてあげることくらい

そして両手を合わせて祈ることくらい

だけど決して私を優しい男だと

どうか思わないで欲しいんだ

何故ならば

人知れず俺だってこっそり泣くのだから

友よ その昔 俺たちは汗をかいた

友よ その昔 俺たちは西陽を追いかけた

友よ その昔 俺たちは土の匂いをしてた

友よ その昔 俺たちは守るために走ってた

 

 

 

 

 

 

 

 

長渕剛  『 友よ 』より